自分のココロ、カラダ、アタマを軽くしておくことが
大事だということについて前回書きましたが、
これは、日々暮らしている部屋についても同じです。
部屋の中は心の中をあらわすとも言います。
もし部屋の中がごちゃごちゃになっている場合、
心の中も荒れている可能性大。
けれど、部屋が片付けられないときというのは
心に余裕がない状態であり、
いきなり自身の内側と向き合うのは
負担が大きく感じられるかもしれません。
そんなときは、
まず部屋をすっきりさせることから
始めてみるのもよいかもしれません。
部屋の中をすっきりさせる
必要ないな、と思うモノはなるべく手放し、
細々としたものはまとめて収納するなどして、
見た目をすっきりさせてみましょう。
視界に入る情報を減らすだけでも、
ココロに与える影響はだいぶ変わります。
わたしもここ最近は、洋服を減らしました。
「服はあるのに着るものがない」現象、
女性の方なら経験ある方が多いのでは?
これは、持ちすぎているから、
ということが原因であることが多々あります。
あえて選択肢を少なくすることで、
着るときに迷うことがなくなります。
ほぼ自宅で過ごすわたしは、
Tシャツとパンツのみに厳選。
デザインカットソーやスカートは、お出かけ用として
普段モノとは別に収納することにしました。
持つモノを決めておく
わたしはミニマリストではありません。
なので、持っているモノが
特別少ないわけではないのですが、
自分の中でメリハリをつけるようにしています。
たとえばわたしは、
本と絵は、持ってもいいことに決めています。
本はなるべくたくさん読むようにしているのと、
わたしはどうしても電子書籍だと吸収率が落ちるので、
紙の本を買うようにしていることもあり、どうしても手持ちが増えます。
ただし、これに関しては自分の中でOKを出しています。
紙の本に、メモ書きをしながら読みたいし、
時間が経ってから読み返したりもしたいわたしにとって、
手元に本を置いておくのは必要なことなので、
持っていいという許可を出しています。
絵に関しては、自分が描いたもの、描くための画材なども含め。
自分にとって大切な創造活動なので、
アートに関係するモノも、持つと決めています。
きっとあなたにも、
あなたの人生にとって大切なものがあると思います。
それまで手放す必要はない。
「わたしはこれを持つ」と決めましょう。
持つものを決めることで、
他を手放すこともできるようになるはずです。
大切なものを大切にする豊かな暮らし
軽やかなシンプルライフの実現には、
モノを増やさないことが大事。
生活に必要と思われるアイテムでも、
本当に必要か?何かで代用できるのでは?と
まずは考えるようにします。
広告にあふれ、購買欲をくすぐる情報に
さらされているわたしたちは、
つい、あれこれ欲しくなってしまうもの。
でもそれ、本当にあなたの暮らしを豊かにしますか?
一呼吸おいて、落ち着いて考える時間を持ちましょう。
たとえば、わたしは旅行へ行くことがあっても、
モノとしてのお土産はめったに買うことはありません。
ビビっと来た特別な出会いは別として、
せっかく来たから何か買っておくか…といった
惰性の買い物はしません。
ただし、なんでもかんでも減らして
モノがなければ良いかと言えばそれは違います。
心地よい部屋作りで
わたしが大切にしているのは、
雑音になるものは減らす、ということ。
逆に、アート(絵)や花、グリーン、
ちょっとしたかわいらしい雑貨たちは、
あえて見える場所に置くようにしています。
不思議なもので、
生活感あるものが部屋に溢れていると
雑音が生じてストレスの原因になるのに対し、
アートやグリーンは、そこにあることで
むしろ空間をクリアにしてくれる効果があるのです。
心の豊かさを感じながら、シンプルに暮らす。
それは、自分にとって本当に大切なものをわかっている、ということです。
今日のアクション
部屋の中をぐるっと見渡してみましょう。
不要なモノ、使っていないもの、
捨てられずにいるものはありませんか?
もしすぐに手放す決断ができないのであれば、
保留ボックスを作ってその中にしまい、
しばらく視線の届かない場所に置いておきましょう。
その状態で生活してみると、
実は必要ないな、ということに気づくモノがあるはず。
ついつい持ちすぎてしまうわたしたち。
軽くすることによる、気持ちの変化を実感してみましょう。