こんにちは。
この記事では、松島旅行で訪れた「 国宝 瑞巌寺」についてご紹介します。
「松島おひとりさま旅」については、こちらの記事をご覧ください♪
ちなみに今回の観光コースはこちら。
(リンクをクリックすると記事に飛びます)
~おひとりさま旅 松島めぐり~
①雄島 渡月橋
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②福浦島 福浦橋
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③五大堂 透かし橋
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④松島遊覧船 仁王丸コース(約50分)
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⑤国宝 瑞巌寺
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⑥円通院
今回が初めてのひとり旅だったので、初心者に安心な日本旅行の「JR+宿泊予約」セットを使いました。
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瑞巌寺は、松島の観光中心地である遊覧船乗り場付近から歩いて5分程度とすぐ。
国宝ということなので、見るべきと訪れました。
拝観料は大人700円、小人400円。
入口手前の券売機で購入します。
瑞巌寺の外観はどちらかというと地味ですが、本堂の中をゆっくり見学できたり、宝物館で貴重な資料を見ることができ、全体としては満足感がありました。
参道の杉並木や、洞窟遺跡群なども見る価値ありです。
瑞巌寺
瑞巌寺は、伊達政宗公の創建で慶長14年(1609)に完成。
桃山美術を現在に伝える貴重な建築物として、昭和28年(1953)、国宝に指定されました。
瑞巌寺の正式名称は「松島青龍山瑞巌円福禅寺」。
現在は、臨済宗妙心寺派に属する禅宗寺院です。
門をくぐって進むと、空にまっすぐ伸びる立派な杉の大木の奥に本堂が見えます。
本堂へ向かって右に曲がると拝観入口があり、ここで靴を脱いで、境内を歩いて見学することができます。
本堂見学
↑こちらはいただいたパンフレット
本堂内は撮影禁止なのが残念ですが、各部屋にある松の木や孔雀、鷹が描かれた金の襖絵が圧巻でした。
ただし部屋の中には入れないので、部屋の手前から身を乗り出して覗き込む感じです。
(後で調べたところ、これらの襖絵は復元模写だそうです。そりゃそうか。)
欄間の彫刻も、色褪せてはいましたが精巧な造りで美しかったです。
「上段の間」には伊達政宗の甲冑?がいました。
一段高くなっている部屋で、もちろん一段と凝った金の襖絵に囲まれています。
さらにお隣の一段上には、少し狭い「上々段の間」。
ここは天皇、皇族をお迎えするために造られた部屋で、実際に明治天皇が泊まられたそう。
ちなみにこの瑞巌寺は表向きは寺でありながら、一国一城制のもと仙台の第二の城としての機能を持っていたそうで、上段の間、上々段の間などは仙台城と同じ造りだとか。そんなストーリーを知ると面白さが増しますね。
※本堂内部の写真を見たい方は瑞巌寺の公式サイト「境内のご案内>本堂」をご覧ください。
宝物館
本堂を見学したあとは、宝物館へ。
工事中だったためぐるっと遠回り。
宝物館には、国指定重要文化財の本堂障壁画、絵画・書跡・茶碗等の美術工芸品、発掘出土品などが収蔵されています。
伊達政宗の等身大像は、迫力があって印象的でした。
ほかにも板碑や、絵画を精巧に復元模写した様子などを見ることができました。
瑞巌寺は、伊達政宗の菩提寺として、かなり力を入れて復興させた寺。
5年の歳月を経て工事が完了したのち、本堂の各室を飾る障壁画が制作されたそうです。
洞窟遺跡群
参道の右側には岩窟が多数あり、供養塔や五輪塔、観音像が見られます。
古来より松島は、亡き人の供養が営まれた場所でもあったそう。
雄島でも同じような岩窟をたくさん見ました。
松島一帯が、霊場として多くの人々の信仰を集めていたことがうかがえます。
瑞巌寺へのアクセス
遊覧船乗り場のあたりから国道45号線を渡り、お土産屋が並ぶ通り側へ行くと、すぐに「国宝 瑞巌寺」という石碑が立っています。そのまま参道を進めばOKです。
※この記事の内容は、2023年6月現在のものです。最新の情報は公式サイト等をご確認ください。