こんにちは。
この記事では、松島旅行で訪れた「円通院」についてご紹介します。
「松島おひとりさま旅」については、こちらの記事をご覧ください♪
ちなみに今回の観光コースはこちら。
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~おひとりさま旅 松島めぐり~
①雄島 渡月橋
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②福浦島 福浦橋
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③五大堂 透かし橋
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④松島遊覧船 仁王丸コース(約50分)
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⑤国宝 瑞巌寺
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⑥円通院
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瑞巌寺を出て右手に少し行くと、円通院があります。
「縁結びの寺」「紅葉の名所」として有名です。
拝観料は大人500円。
円通院は、臨済宗妙心寺派の寺院。
伊達政宗公の嫡孫、光宗公の霊廟として正保4年(1647)三慧殿(さんけいでん)が建立されました。
4つの庭があり、春は鮮やかな緑、秋は紅葉で赤く染まり、冬は雪が降り積もる。
四季の移り変わりを感じながら庭園散策を楽しめるお寺です。
三慧殿
三慧殿は、伊達政宗公の嫡孫、光宗公の霊廟。
光宗は正保2年(1645)9月に19歳の若さで江戸で亡くなり、その死を悼んだ忠宗公により開創されたのが三慧殿、別名御霊屋(おたまや)です。
三慧殿は、技術の粋をつくした伊達家屈指の建築物で、東北地方では数少ない格式ある三間霊屋の遺構。
霊屋建築としては宮城県最古とされ、国の重要文化財に指定されています。
厨子(ずし)には、洋バラやスイセン、ダイヤなどの西洋模様が描かれており、伊達家家臣の支倉常長がヨーロッパから持ち帰った西洋文化の影響が見て取れます。
本堂
本堂「大悲亭」は光宗公の江戸納涼の亭で、解体移築されたもの。
寄棟造り(よせむねづくり)茅葺で禅寺らしい落ち着いたたたずまいで、松島町指定文化財となっています。
石庭「雲外天地の庭」
入ってまず最初に現れるのが、松島湾を表現した石庭。
天の庭は、松島湾に実在する七福神の名を冠した島を仏の庭としてあらわし、地の庭は、石組でこの世の神羅万象をあらわしている。
松島湾を白砂で、周囲の島々は岩であらわし、天と地に天水橋がかけられています。
遠州の庭
本堂の前にある庭で、伊達藩の江戸屋敷にあった小堀遠州(こぼりえんしゅう)作の庭を移設したといわれています。
約350年前に造られた、心字池(しんじいけ)と観音菩薩が住む補陀落山(ふだらくせん)を中心とした庭園です。
※心字池(しんじいけ)・・・「心」の字をくずした形をしている池。日本庭園の伝統的な手法のひとつ。
※小堀遠州(こぼりえんしゅう)・・・徳川家康に仕えた大名で、江戸時代を代表する作庭家。
バラの庭「白華峰西洋の庭」
三慧殿の厨子に描かれているバラ、アカンサス、ガーベラなどをモチーフに、支倉常長(はせくら つねなが)が欧州から持ち帰った文化と伊達家の文化を融合させてた、西洋風の庭園。
縁結びの寺
円通院は、縁結びの寺として知られています。
山門をくぐって左手に、「縁結び観音」があります。
縁結びこけし(500円)に願い事を書いて奉納することができ、可愛らしいちいさなこけしがたくさん並んでいます。
円通院へのアクセス
※この記事の内容は、2023年6月現在のものです。最新の情報は公式サイト等をご確認ください。