読書を習慣にしたいあなたへ。本を読むことは、もっと軽く楽しんでいい♪

本を読みたいとは思うのだけれど、
いまいち読書を楽しめない、
ちょっと腰が重くなってしまう、という方へ。

「本って高いんだよね、そんなお金はないし。」
「毎日忙しいから、本読む時間なんて取れないのよね。」

なんて言い訳をつい口にしてしまう。
そんなあなたに、ちょっと視点を変えるヒントを。

もっと気軽に本を読むことを楽しむきっかけになればうれしいです。

目次

読書はランチのお約束

「本を読む」というのは、「著者の方とのランチを楽しむ」ようなもの。

自分の知りたい分野におけるプロの方と会うお約束をして、
”1対1で詳しくお話を伺える貴重なチャンス”と考えてみるのはどうでしょうか?

ゆっくりお話ができる落ち着いた店で、
ちょっとしたランチコースをいただく程度のお値段と時間。

それでもって、
その道のプロから、深い知識や人生経験についてお話を聞ける。

 

リアルにそんな機会を与えてもらっているのだと思えば、

書籍の1,000円~2,000円程度は安く感じるし、
(むしろ楽しいお話が聞けたのならお礼をお支払いしたいくらい!)

お話を聞くチャンスをいただけるのなら少しくらいの時間は確保できる、
(忙しくてもスケジュール調整してランチの予定入れます!)

という気持ちになりませんか?

 

そして
「毎日忙しくて時間がない!」という方ほど、

本を読むために、「大切な人とのランチの約束」くらいの重要度で
スケジュールをおさえてしまうのがおすすめです。

なんなら手帳に書いてしまいましょう。

○月○日 13時半~
○○さんとランチ
テーマ:○○についてお話

本を読むのが、休日の楽しみな予定のひとつになります。

手帳に予定として入れることで、
他の人には邪魔されない自分と著者との2人だけの時間を確保するというのが、大事なポイントです。

読書に目的は要らない

読書に対して苦手意識がある人にありがちなのが、
知らぬ間に、本を読むことへの意味付けが重くなってしまっているということ。

 

・書かれていることを理解できなくてはいけない
・内容は全部暗記するくらいじゃないと本を読んだ意味がない
・必ず自分の成長に生かさなければならない

・・・いやいや、それはさすがに重いです!

 

学校の宿題で本をいやいや読まされた経験からも来るのでしょう、
本を読むこと=勉強のためというイメージが固定されていることが多い。

けれど本来、本を読むこと=読むのを楽しむことシンプルに、それでいいんです。

SNSの投稿を見たり、マンガを読むのと一緒。
それ自体が楽しいから、でいい。

知識を得るため、勉強のため、成長するため、みたいな
重苦しい目的を勝手に読書に紐づけないこと。

 

本を読む習慣がないのに、
最初からそんな重い課題を課されたら誰だって逃げ出したくなります。

というか、本を読むのは内容を覚えるためではない。
読み終わったあと、内容を忘れてしまっても別にいいんです。

「そんな見方があったのか!」
「そんなふうに考えることもできるのか…」
「そんな世界が存在するとは」
「こんな概念、初めて知った!」

そういった、知的な刺激を楽しむこと、
新しい視点を得ることこそが読書の醍醐味。

本を読むのに目的なんて要らない。
もっと軽くいきましょう。

言葉との出会いを楽しむ

本を読むのは、楽しいから。
それだけでいい。

大切な人との会話と一緒。
その時間を過ごすこと自体を楽しむ。

 

そして、一冊の本から
たった一文でも自分の心に響く言葉に出会えたら、
それはすごくラッキーなこと!だとわたしは思っています。

だって、日々の自分を支えてくれるものって、
案外、誰かのちょっとしたひと言だったりしませんか?

それを言った本人すら覚えていないような。

 

人って、これまで出会った人たちや出会った言葉から
少しずつ影響を受けて、自分というものを構築している。

その本で見つけたワンフレーズが、
あなたを作る要素のひとつになったとしたら、
それはすごく大きな価値あることだと思います。

 

あ、でもたまに
ハズレを引いてしまうこともあります。

読んでも文章が全然頭に入ってこない、
ちっともうなづけるところがない、など。
おもしろくない、楽しめない本もあると思います。

でもそれは
リアルに出会う人だってそうですよね。

その人の良し悪しではなく、
単純に自分と合わない人って存在します。

だからそういうことがあっても気にしない!
次のステキな出会いに期待しましょう♪

今日のアクション

さて、次の休日は、書店へ足を運んでみませんか?

本棚に並ぶ表紙とタイトルを眺めながら
ゆっくりと棚をめぐってみましょう。

あなたに問いかけてくるような、
ふと目が合う一冊に出会えたら、
対話を深めるチャンスかもしれません。

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